運動指導者が行う運動処方
運動する人の健康状態、メディカルチェック、体力などを考慮して、運動指導者が運動の種類、強度、時間、
頻度を決めることを運動処方といいます。運動処方なしにトレーニングを始めると、目的の効果が得られなかったり、
事故やケガ、オーバー・トレーニングが発生したりする危険性が高くなります。
安全で、効果的で、楽しい運動、この基本を踏まえ運動処方をすることが大切です。
また、指導者は安全のために、
①参加者の健康状態を確認する。
②参加者に適切な運動と強度・時間・頻度を指導する。
③運動中に発生する可能性のある病的症状について知識を得ておく
④万が一の事故に備える応急処置の体制を整えておく
⑤運動障害を招くような動きの反復を避ける
⑥運動者に運動障害を予防するトレーニングやストレッチングへの理解を促し、実践する
⑦運動障害の早期発見、早期治療を可能にするため、運動障害についての知識を深める
という点に留意しなければなりません。
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