運動の基本!ウォーム・アップ
一般的に言われるウォーミング・アップ、いわゆる準備運動についてです。
主運動を行う前に、身体や精神の準備を整える運動をいいます。
運動生理学的には、
①全身の筋肉、靭帯、関節の機能を高めておく
②運動に必要な血液や酸素を全身に送り出すために心肺機能を高めておく
③これから運動を行うのだという精神の準備
上記の3つを指します。
軽いストレッチを行って筋肉や関節の柔軟性を高めたり、軽いジョギングをして心拍数を高め、
筋肉の温度を上げたりします。
外傷予防にも、また急に激しい負担をかけないためにも必要とされます。
主運動の種類や個人によってその強度や時間は変化しますが、一般的には15~30分ほど行われます。
また、主運動が終了したら、運動によって受けていた刺激を急にストップさせるのではなく、ゆっくり徐々に
終了させるクール・ダウン(あるいはウォーム・ダウン)と呼ばれる整理運動を同様に行います。