アイシング
本日はアイシングについてお教えします。
アイシングは様々なとこで用いられると思います。
皆様も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
アイシングは簡単に言うと冷やすということ。
なのですが、なぜ冷やすのか?どういった効果があるのかを理解して行うのと理解しないで行うのでは
全く効果や変わってきてしまうので理解しておくと便利かもしれません。
まずはスポーツで用いられるアイシングからご紹介します。
大きく分けると3つあります。
一つはけがをした際の応急処置(RICES処置)の一つの手段
二つ目は体温上昇を抑えるための手段
三つ目はクールダウンの一つの手段
が挙げられます。
また、怪我をしたとき以外のアイシングのことは「クーリング」と呼ばれます。
クーリングには、代謝を下げることで、疲労物質の分泌を抑えたり、余計なエネルギーの発散を抑える働きがあります。
あるいはトレーニングで傷ついたごく微細な炎症を冷ますといった作用があり、疲労回復や筋肉痛の軽減に効果を発揮します。
そして、次はアイシングをする時のタイミング。
タイミングですが、筋肉は体温・筋温が上がりすぎると収縮が悪くなり、十分なパフォーマンスを発揮することが出来なくなります。
なので、練習中でも短時間でいいので、頭部や脚、肩、背中などを冷やすといいでしょう(特に夏場は行うことをおすすめします)
筋肉を冷やすのは運動後で筋肉が熱を持っている「運動後すぐだけ」しかあまり効果はないです。
素早くアイシングを行うことで熱を持った筋肉の余分なエネルギー消費を抑えて、疲労の蓄積を抑えることが可能になります。
疲労回復の目的でアイシングをする場合は、張りの出ている部位の深部まで冷えたらアイシングをやめて、すぐにお風呂に入るといいでしょう。
捻挫や打撲など急性外傷の場合は、アイシングを一刻も早くすることが基本となります。
ですので、遅くとも30分以内が効果的であると考えられています。
早い処置が必要になるので迅速な対応を心掛けましょう!
今回はアイシングを取り上げましたが、必ずしもアイシングを行えばいいわけではありませんので
医師やトレーナーなどの専門家に聞くことが最善策だと思います。